- >>Efficeon
- Transmeta社のマイクロプロセッサのシリーズ名。Crusoeシリーズの後継で、TM8000シリーズのプロセッサの総称。
- 基本設計はCrusoeと同じVLIWプロセッサで、x86命令をより細かい単位に分割して複数の命令をまとめて実行する。Crusoeでは32ビット命令を4つまとめて128ビットずつ実行していたが、Efficeonでは32ビット命令を8つまとめて256ビットずつ実行することができる。x86命令を変換するコードモーフィングソフトウェア(CMS:Code Morphing Software)も改良され、命令の実行順序などがより最適化されるようになっている。
- チップセットのノースブリッジの機能はCrusoeと同様に統合され、AGPコントローラも内蔵される。サウスブリッジとの接続にはAMD社のプロセッサに採用されているHyperTransportを採用し、1.6GB/sの高速なデータ伝送を実現する。
- 第2世代のEfficeonシリーズからは、省電力機能に「LongRun2」が採用される。従来のLongRunは、プロセッサの駆動電圧やクロック周波数をユーザの使用状態に応じて動的に変化させることで電力消費を抑えていたが、LongRun2ではこうした機能に加え、プロセッサ内の回路から漏洩する「リーク電流」を制御する機能が追加されている。近年の半導体製造プロセスの微細化により、リーク電流による電力のロスは無視できない問題になっており、LongRun2はこれを減少させることで電力消費を低く抑えることに成功している。
- 2004年1月登場の第1世代のEfficeonプロセッサ(TM8600など)は130nmのプロセスルールを採用し、動作周波数と熱設計電力は1.0GHz(5W)~1.3GHz(14W)、台湾のTSMCが受託生産する。2004年中に登場予定の第2世代(TM8800など)は90nmで設計され、1.0GHz(3W)~2.0GHz(25W)で動作する。第2世代の製造は富士通のあきる野テクノロジーセンターが受託し、ちょっとした話題になった。
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